「那珂川の水きれい｣ 全国内水面漁連会長
霞ヶ浦導水事業取水口建設現場を視察 |
霞ヶ浦導水事業をめぐる問題で、全国内水面漁業協同組合連合会の桜井新会長が10月29日、水戸市を訪れ、那珂川取水口の建設現場を視察しました。
宮崎県で開かれた全国内水面漁業振興大会に提出された那珂川取水口建設中止を求める議案が、今月二日に全会一致で採択されたのを受けたもの。
視察には｢漁業に重大な影響を与える」として取水口建設差し止めの仮処分を申請している茨城、栃木両県の漁業関係者が同行しました。ボートに乗り込んだ桜井会長は、那珂川漁協の君島恭一組合長らの案内で水上から取水口の建設現場を視察。事業主体の国交省霞ヶ浦導水工事事務所長から事業概要などについて説明を受けました。
視察を終えた桜井会長は｢那珂川の水は思ったよりきれいだった｣と語りました。
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