(北茨城民報2001年12月23日号)

定例市議会が閉会 

 第四回定例市議会は、議案三十件を可決し十二月十九日に閉会しました。その中で「市職員の給与に関する条例改正」が行われ、十二月期の期末手当(ボーナス)が現行の1.6ヶ月分から1.55ヶ月分に0.05ヶ月分減額されることになりました。

 また、日本共産党市議団が紹介議員となった「緊急地域雇用特別交付金の改善.継続を求める」請願は、全会一致で採択されました。人事案件(人権擁護委員、固定資産評価委員、公平委員、監査委員、教育委員)五件で選任された方は左記のとおりです。(敬称略)

○人権擁護委員 山形 通(再)(華川町車)

○固定資産評価委員 鈴木 喬(再)(大津町)

 ○固定資産評価委員 渡邉浩志(再)(大津町北町)

○公平委員 赤津利雄(再)(華川町臼場)

○公平委員 斎藤弘子(再)(中郷町足洗)

○公平委員 佐藤三弘(新)(磯原町磯原)

○監査委員 猪狩直之(新)(関南町里根川)

○教育委員 滑川 淳(再)(華川町臼場)

○教員委員 小西道房(再)(中郷町松井)


行財政改革特別委員会へ各議員から三十二項目の提言あがる

市議会閉会後、市議会に設置されている行財政改革特別委員会が開かれ、各議員から今後、同特別委員会で調査、審議してほしい要望事項が提案されました。                                                         

各議員から提案された項目は大別して一、議会改革、ニ、広域合併、三、大型公共事業の見直し、四、組織機構、事務事業の見直し、五、公共施設の建設、整備及び管理、六、市行政改革に対する要望の六項目からなり、具体的な内容として三十二項目が上がりました。                                

同委員会員会では、今回提案された項目を各議員が充分に検討したうえで、今後どのように審議していくか検討するとしています。

 日本共産党市議団は「市がすすめる行革は、市民犠牲の内容を数多く含んでおり賛成できない。真の意味で、市民の暮らしを守る本当の行革を推進したい」としています。       


中学生弁論大会で熱弁相次ぐ!

 十二月十五日、白浜会館において北茨城市中学生弁論大会が開かれました。北茨城ライオンズクラブ主催で今年は第二十一回目となり、毎回、誠実な弁論が繰り広げられています。

 今回は、社会の中の自分のあり方を論じたものから、時事問題までのテーマで、熱のこもった弁論が展開され、聞いている大人にも、たくさんの課題を投げかけていました。それだけに他校の中学生は勿論、より多くの市民の方にも、直接会場に足を運んで熱弁に耳を傾けてほしいと感じました。

 弁論大会参加者名(敬称略)とテーマは左記のとおりです。

  荒川 望(華川中一年)弱い人間になりたくない

   石野雄大(磯原中一年)今の社会と自分

  篠原絵里(中郷中一年)戦争について考える

中西隆介(関本中一年)ともだち

    田子真由美(常北中一年)学ぶ楽しさ

   鈴木ちはる(華川中二年)動物と人間の命

    小室 桂(磯原中二年)幼児虐待について思う

   古川秋子(中郷中二年)私たちの人権について

    関根早紀(関本中二年)環境問題について

    小田原可(常北中二年)本当の自分のために

    国谷珠希(華川中三年)普通という言葉

    蛭田和江(磯原中三年)人一人の命

    小川佑美(中郷中三年)大切な人

    松本真友美(関本中三年)テロを考える

    土井 淳(常北中三年)カナダの夏

*弁論内容についてはライオンズクラブで冊子にしてあります。



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