日本共産党茨城北部地区委員会                                   

百里への米軍機訓練移転の撤回を
       
 塩川衆院議員が党茨城県委の防衛庁要請に参加


 米軍嘉手納基地に所属するF15戦闘機の訓練を航空自衛隊百里基地(茨城県小川町)に移転する米軍再編問題で、11月10日、日本共産党茨城県委員会の防衛庁への再編構想の撤回の要請に同席しました。
 参加した大内県議らは、東京防衛施設局による小川町への説明の際、伊能淑郎町長が「いまでも自衛隊の騒音がひどく、これ以上の騒音は住民に不安と苦痛を与えるので断固反対」と表明し、同町議会も反対で足並みをそろえていること、橋本昌県知事も「地元の意向を踏まえる」との認識を示していることをあげ、訓練移転の撤回を強く求めました。
 騒音問題でも環境基準を大幅に上回っていることなどから、科学的な調査で実態を明らかにするよう要求しました。
 これに対し防備施設庁担当者は「1971年から影響調査を実施してきたが、航空機騒音が人体に与える影響については現在の社会状況のもとでは調査困難と判断、89年に打ち切った」と答えました。
 百里基地の滑走路わきに住む梅沢前小川町議は「百里はバスも1日に4本しか通らない静かな農業地帯。騒音は爆音しかない。戦闘機は空の暴走族″だ。住民は爆音に苦しんでいる。今度は米軍までやってきて爆音をまきちらすのか。町長も町議会も反対している。私は住民としてはっきりと訓練受け入れを拒否します」と訴えました。

三沢・岩国から訓練移転も/防衛庁が認める

 私は、日米安全保障協議委員会の「中間報告」が「裏手納飛行場をはじめとして、三沢飛行場や岩国飛行場といった米軍航空施設から他の軍用施設への訓練の分散を拡大することに改めて注意が払われる」と記述していることをあげ、百里基地にこれらの基地からも訓練移転されるのか、とただしました。(塩川てつや・衆院議員サイト「活動日誌」より)

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