日本共産党茨城北部地区委員会                                   

訓練移転の狙い  日米軍事一体化
                         日本共産党茨城県委員会 百里基地現地調査

 航空自衛隊百里基地が「在日米軍再編計画」で米軍嘉手納基地のF15戦闘機の訓練移転先にあがっている問題で、日本共産党茨城県委員会は11月15日、塩川てつや衆議院議員とともに現地調査し、訓練受け入れ反対の宣伝を繰り広げるとともに、近隣自体幹部と懇談しました。

(左から)塩川衆院議員、川井弘喜さん、梅沢優さん、田谷武夫・党県副委員長

街頭で訴える塩川てつや衆院議員
(撮影:磯部光雄・茨城町議会議員


 現地調査には県内各地から60人余が参加。戦闘機やヘリコプタ−が激しい金属音を撒きちらし、離着陸を繰返すなか、地元の川井弘喜さん(69)が半世紀に及ぶ同基地撤去をめざすたたかいの歴史を紹介。梅沢優さん(55)は基地の現状を説明し、基地機能が強化されていると指摘しました。
 塩川衆院議員は「騒音被害の深刻さを実感した。訓練移転は軍事の日米一体化が目的。憲法を守る運動と合わせて訓練移転に反対していこう」とあいさつ。
 大内久美子県議は「知事みずからは訓練移転に反対を表明していない」と橋本昌知事の姿勢を批判し、「『民間共用』の名で滑走路を新設することは基地機能を強化するもの」ときびしく指摘しました。
 伊奈町の小川晴江さんは「地元の人たちが常識を超える騒音にさらされていることが良くわかった。米軍が来ることには大反対。きょうのことはみんなに伝えていきたい」と話していました。
 調査終了後、塩川議員らは、街頭から米軍の訓練移転のねらいとその危険性を町民に訴えました。(05.11.16「しんぶん赤旗」)
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