訓練移転は断固反対
「米軍機の騒音これ以上困る」
小川町長、町議会が東京防衛施設局に要請
小川町の伊能淑郎町長と町議会百里基地対策委員会(笹目雄一委員長、全議員で構成)は21日、さいたま市のさいたま新都心合同庁舎にある東京防衛施設局を訪れ、米軍再編でもちあがっている航空自衛隊百里基地への米軍の訓練移転は「受け入れられない」との態度を正式に伝え、適切な対処を要請しました。 |
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要請したのは伊能町長と全町議ら23人。同局で横山高則局長に面会、伊能町長が要請文を読み上げました。
要請文は百里基地が1990年3月に米軍との共同使用となって以降、これまでに5回、38日間の訓練が実施されていることをあげながら「周辺住民は、通常の飛行訓練に伴い、さまざまな騒音被害に耐えているのが現状」と訴えています。
そのうえで今回の米軍訓練移転問題について「騒音の加重や安全、安心面の懸念など住民生活に大きな影響を与えることから訓練受け入れについては断固反対である」としています。
横山局長は「百里基地の実情については十分に理解している。本庁に要請内容を報告する」と応じました。
同行した町議の一人は「町の議会の意向を伝えた。これ以上の騒音は本当に困る。国はきちんと受け止めるべきだ」と話しました。 |
(05.11.22「しんぶん赤旗」) |
小川町の広報誌に掲載されています。
「広報・おがわ」→これの2ページ目、「議会だより」→これの2ページ目
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