日本共産党茨城県議団(大内久美子、山中たい子の両県議)は12月7日、開会中の県議会に、(1)米軍F15戦闘機訓練の百里基地への移転計画撤回、(2)政府・与党の「医療制度の改革大綱」反対―の二つの意見書案を提出しました。
「米軍F15戦闘機訓練の百里基地移転計画撤回を求める意見書」案は▽米軍機の訓練移転はいっそうの騒音増大をもたらし、事故の発生、治安の悪化など住民生活に重大な影響を与える▽本県には原子力施設が集中立地しており、不測の事態も否定できない―などと指摘し、訓練計画の撤回を要求しています。
「『医療制度改革大綱』に反対する意見書」案は、「『大綱』に盛り込んだ負担増は受診抑制につながり、病気の早期発見・治療を妨げ、医療に対する国の負担と責任を後退させる」と指摘。▽高齢者の患者負担増と保険料引き上げをしない▽入院時の食費、部屋代などの患者負担を増やさない―などを求めています。
両意見書案は議会最終日の16日に採決されます。 |