茨城県小川町の航空自衛隊百里基地が米軍機の訓練移転先になっている問題で、茨城労連（茨城県労働組合総連合、桜井和夫議長）は27日までに、関係自治体を訪れて、助役や担当課長と懇談しました。
同基地の地元・小川町は「住民の安全・安心のためにこれ以上受け入れられない。『断固反対』と町長が表明している」とのべました。小川町と来年3月末に合併を予定している美野里町と玉里村は、小川町と足並みをそろえる意向を示し、「小川町から要請があれば村としても、議会としても足並みをそろえやすい」という考えを示しました。
行方市は「旧玉造町は騒音に悩まされ続けている。これ以上の騒音は困ると市長が反対の意思を鮮明にしている」と表明。
鉾田市は「市長は騒音と事故を懸念して反対を表明している。議会答弁でも明確にしている」とのべ、広報誌に市長の反対表明を載せることを明らかにしました。 |
小川町長、町議会が東京防衛施設局に要請したことが町の広報誌に掲載されています。
