在日米軍の再編でF15戦闘機の訓練移転候補地になっている百里基地に隣接する百里平和公園で2月11日、「百里初午(はつうま)まつり」が盛大に開かれました。
地元で同基地撤去のたたかいを続けている百里基地反対同盟が例年この日に開いているもので、県内外から500人が集いました。
同基地反対同盟の梅沢優さんが同基地の軍民「共用」化事業を批判し、「なんとしても米軍機の訓練移転計画を阻止しよう」と主催者あいさつ。
百里弁護団の池田眞規弁護士が「憲法九条の大切さを再確認し、いのちと平和を守っていこう」と訴えました。労組、平和・民主団体の代表が次々と決意表明。日本共産党の大内久美子県議は「憲法九条を守る運動、『F15来るな』の運動を大きく広げていきましょう」と強調しました。
同公園内は、模擬店も多数出店。参加者らは交流を深めながら、平和のうたごえを響かせていました。埼玉県から初めて参加した女子学生(22)は「戦争をするための基地にするなと50年もたたかっているのはすごいと思う。誘導路を『く』の字に曲げさせたのは憲法九条の力です。ここに来てそれが実感できました」と話していました。 |