茨城労連などでつくる「米軍機F15来るな、茨城実行委員会」は26日、防衛庁を訪ね、航空自衛隊百里基地への米軍機訓練移転計画の撤回を申し入れました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員が同席しました。
席上、松原日出夫・茨城県平和委員会代表理事は「米軍の訓練移転は自衛隊との共同訓練を目的としたものであり、百里基地がアメリカの戦争訓練の舞台になり、アメリカの戦争に巻き込まれる危険をいっそう大きくすることは平和をねがう県民として許せない」とのべ、額賀防衛長官あての要望書を提出しました。
10項目にわたる質問書について、防衛施設庁施設企画課の玉垣真一課長補佐らが回答しました。
参加したI(あい)女性会議の女性が「F15戦闘機は事故の多い機種です。成田、羽田と過密する空域にこれ以上増やすのは難しいのでは。原発の集中する地域の上を飛ぶのか」と質問。防衛施設庁担当者は「飛行ルートについては訓練内容によって異なってくる。今後、日米間の協議で決める」と述べるにとどまりました。 |