日本共産党茨城北部地区委員会                                   

 全員協議会で防衛施設局が説明 小美玉市議会


 在日米軍の再編で、米軍機の航空自衛隊百里基地を抱える茨城県小美玉市議会は26日、全員協議会を開き、訓練概要について防衛施設庁東京防衛施設局から説明を受けました。
 防衛施設庁は5月21日、同市議会百里基地対策委員会で、訓練について▽年4回(1回3日〜15日)の訓練回数を撤廃▽年4週間のワクは維持−−などと説明しました。

 この日の全員協議会は非公開で開かれ、会見した飯島利武議長によると、東京防衛施設局は21日と同様の説明をしたといいます。報道陣から「(臨時議会で全会一致で反対を可決した)11日のときと今の議会の雰囲気、流れはどうか」と聞かれた飯島議長は、「変わってきたとみられなくもない。首長と議会はいっしょにやらないといけない。(30日投票の市長選で決まる)新市長と折衝していきたい」と繰り返しました。

 休息時間に取材に応じた日本共産党の福島ヤヨヒ議員は「『訓練は容認できない』とした決議を全会一致で可決した意義は大きい。これを簡単にくつがえさせてはならない」と強調。「反対署名を提出した基地周辺の住民の声を最後まで尊重すべきだ。鉾田、行方も小美玉市議会の決議に歩調をあわせてほしい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2006.4.27)  

関連:福島ヤヨヒ小美玉市議ブログ

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