日本共産党茨城北部地区委員会                                   

 「米軍訓練移転に反対の地元の声を大切に」
               
党茨城県委に小美玉市議長


 在日米軍の再編で茨城県小美玉(おみたま)市にある航空自衛隊百里基地が米軍機の訓練移転先になっている問題で、日本共産党茨城県委員会の田谷武夫委員長、大内久美子、山中たい子の両県議らが5月8日、同市議会の飯島利武議長らと懇談しました。福島ヤヨヒ党市議が同席しました。
 懇談の席上、田谷氏らは同市議会が「訓練移転反対」決議を可決したことに敬意を表明したうえで、4月27日に党県委員会として防衛庁と防衛施設庁にたいして訓練移転計画の撤回を要請してきたことを紹介。飯島議長は「私も基地周辺住民の一人。(隣接する)鉾田、行方(両市)は騒音区域の住民と話し合って『容認』を決めたのではない」と指摘。「反対すれば訓練はやらないのか、反対してもやるのかわからないが、小美玉では周辺住民の声を大事にしていきたい。議会としても『容認しがたい』という地元の声を大事にしていきたい」と繰り返し強調しました。同市議会総務委員会の荒川一秀委員長も「騒音ばかりでなく、安心・安全面でも気がかりだ」とのべました。
 田谷氏らは「今度の米軍再編は日本全土を"沖縄"化するところにねらいがあり、防衛施設庁も『訓練回数が増え、間違いなく負担は増える』と回答しています。地元自治体が『反対』を貫いていくことが重要になっていると思います」と強調しました。
(「しんぶん赤旗」2006.5.9)  
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