「米軍機は来るな。田植えをしながら食糧と農業、平和を考えよう」。茨城県小美玉市の百里平和農園で5月20日、恒例の田植えがおこなわれました。
農民運動茨城県連や民青同盟などでつくる「いっしょにつくろう!日本のお米実行委員会」が主催したもの。「いざ田植え」と銘打ったこのイベントはことしで13回目です。
同農園は在日米軍の再編で米軍機の訓練移転先になったいる航空自衛隊百里基地とフェンス越しに隣接しています。田植えには青年、学生を中心に20人余が参加。田植えの手ほどきを受けた後、約10eの水田にいっせいに入り、"人海戦術"で田植えをしました。
田植え終了後の交流会で参加者はそれぞれ、同基地への米軍機訓練の移転を阻止し、憲法・平和、農業を守っていく決意を表明。古河市の村田知章さん(31)は「対等の日米関係ではない」と話していました。
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