日本共産党茨城北部地区委員会                                   

那珂川取水口建設 反対運動広がる 
塩川議員が漁協と懇談

 日本共産党の塩川てつや衆議院議員は7月4日、茨城県の霞ヶ浦導水事業の那珂川取水口建設現場(水戸市)を視察し、建設に反対している那珂川漁協〈城里町)の君島恭一組合長と懇談しました。田谷たけお衆院比例候補、大内久美子、山中たい子の両県議、関係市の党議員が同行しました。

 取水口建設現場では国交省霞ヶ浦導水工事事務所の担当者が「漁協が漁具の移設に応じていただけないので、陸上の工事を先行させている」と説明。川岸から十b余のところを残し、来年八月までに計画部分を完成させたい意向を示しました。
 塩川議員が「漁具の移設などは、一歩踏み込んだ対応を考えているのか」とただしたのに対し、同省側は「あくまでも移設をお願いしている段階だ」と繰返しました。

 那珂川漁協で塩川氏は、国会でこの問題を取りあげてきたことを報告。君島組合長は反対する署名と運動が広がっていることを紹介し、「漁業権無視の国のゴリ押しをやめさせるために〈建設差し止めの)裁判に勝ちたい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」08年7月5日)

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