日本共産党茨城北部地区委員会                                   

            旗 の あ る 風 景    深谷 武久
ひとがひととして輝くのは
旗のある風景でだ
そこには 願いという花束があり
くらし という太陽があり
いのちという真珠を誰もが抱えている
その日 やわらかなみどりの朝
ひとは やさしい思いを胸に
ひろばへ出かけてゆく
紅旗千流
紅の流れは 夕焼けの色であり
実ったりんごの肌であり
歌ごえのあふれ出る唇である

風を撫でている 紅の流れ
そこでは誰もが下などを向いていない
プラカードなど手にしていなくても
洗い上げた清潔さで 腕を組み
母親は幼児の手を引き
思いを手渡してゆく
憲法をまもれ 大増税を許すな
ひとは暮らしや
いのちを侵すものをしっかりと確かめ合い
日常という生活の中に流れこんでゆく
日本共産党日立金沢後援会ニュース(2005年12月21日)より
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