2005年8月26日                  
  | 
日本原子力発電東海第二発電所 
  所長  青 柳 雅 夫 様 | 
日本共産党茨城県議会議員        
大内久美子 
山中   泰子 
                     日本共産党東海村委員会           
                              川崎   篤子 
                       日本共産党東海村議会議員        
                              永井   一郎 
                              大名美恵子 
                   茨城県原発を考える会            
  
                     中村   敏夫 
                              佐藤   利彦 
                              関田   正光 | 
| 給水ポンプ弁棒破断事故に関する申し入れ書 | 
 
 8月10日14時20分頃、第21回定検中に発生した給水ポンプ弁棒破断事故に関し、下記のとおり申し入れます。 
 この装置は復水器で精製された水を原子炉炉心に戻す装置であり、原子炉機能上、最も重要な経路です。予備ポンプであってもその安全性は完全に確保されなければ、複合事故が発生した場合、過酷事故に発展するおそれが十分に考えられます。 
 私たちは、この事故の重大性に鑑み、貴社に対し厳重な処置を求めるものであります。 
 
                     
                     
                記 
 
1. Bポンプ予備機の弁棒破断と、Aポンプ予備機の弁棒破損の原因については、徹底的な原因究明を行うこと。2台の予備ポンプで同時に破損が発見されたことは重大である。 
2. 抜本的な対策を確立すること。 
  原因究明の結果にもよるが、将来にわたりこの種の事故が再発しないよう、万全対策を行うこと。 
3. 対策が確立された場合、確認試験を行いその安全性を証明すること。 
4. たとえ炉停止が長期化しても、この経路について完全な安全性が確保されない限り、二号機の運転を再開しないこと。 | 
| 以上 |